日本の仏画と仏像
仏教が日本に伝わった年には、二つの説があります。538年と552年。『上宮聖徳法王帝説』が前者、『日本書紀』が後者を伝えていて、いまは史料の古さから538年説が有力とされています。どちらにせよ、祈りのかたちが美術のかたちを連れてきました。623年、止利仏師が法隆寺金堂の釈迦三尊像をつくります(光背にその名が刻まれています)。ちなみに法隆寺は「創建のままか、一度焼けて建て直したか」で長く論争がありました。決着したのは1939年、若草伽藍の発掘です。建て直されていました。それでも世界最古の木造建築であることは変わりません。