マニエリスム完璧に均整のとれた盛期ルネサンスのあと、画家たちは首を長く、体をねじり、色を不安定にしはじめました。この様式の名前「マニエリスム」は、ヴァザーリの使った maniera(手法)から来ています。もともとは「巨匠の手つきを真似るだけで、自分がない」という悪口でした。理想が完成してしまったあとに何をするか——その居心地の悪さごと、絵にした世代です。