ミニマリズム作者の感情も物語も削ぎ落として、箱や線の反復だけを置く。そこまで削っても、いや削ったからこそ、物と空間の存在感が立ち上がる——引き算の到達点です。「ミニマル」という言葉は1965年、批評家ウォルハイムが「西洋美術が備えてきたはずの中身が最小限しかない」という意味で使ったのが始まりでした。当時は「ABC art」とも呼ばれています。またしても、褒め言葉ではありませんでした。