デューラー金細工師の子です。父の工房で、金属を彫る道具の使い方を体で覚えました。その手が、のちに銅版画のあの線を引きます。技術の出どころが、はっきり分かる人です。二度アルプスを越えました(1494–95年と1505–07年)。持ち帰ったのは遠近法と人体の理解で、置いてきたのは北方の油彩の技です。