ラ・トゥール蝋燭を一本だけ置いて、そこから先の世界を描いた人です。手をかざせば指が赤く透け、顔には直接の光が当たり、壁には反射だけが届く。炎が揺れれば影も動く。光の物理を、絵で解いていました。ロレーヌ地方で活動し、1638年には国王付き画家の称号も得ています。1652年、妻の死の2週間後に亡くなりました。