白髪一雄足で描いた人です。1954年に具体へ加わり、同じころ、天井から吊るしたロープにつかまって、床に広げたカンヴァスの絵具を足で蹴り塗る方法を始めました。ロープは体を支えるためのものです。全身の重さをぶら下げたまま、足だけが画面に触れる。手で描かないと決めた瞬間に、絵は身体のほうへ寄りました。