ブリューゲル「農民ブリューゲル」と呼ばれてきました。よく引かれるのが、農民の服を着て村の婚礼に紛れ込み、親戚のふりをして飲み食いや踊りを観察した、という逸話です。ただし正直に書きます。出典は死後35年たった1604年の伝記(ファン・マンデル)で、伝聞と推測を寄せ集めたものです。史料の裏づけは弱い。